毎年8月12日の夜(13日未明)はペルセウス座流星群の極大日にあたり、流れ星をいくつも見られる絶好のチャンスです。
とはいうものの、月明かりが多少なりとも残るのが普通で、流れ星の観察に大きな影響を与えます。もちろん、月明かりがないほうが、より多くの流星を観察できます。
今年は月齢4(三日月より少し太い)なので、12日夜9時には沈んでしまうため、暗い夜空での観察が可能となります。
より多くの流れ星を観察するコツをまとめます。
・視界の開けた場所を選ぶ
・12日夜22時~13日未明のところで観察する
・人工の光が少ない郊外ならなおよい
・マットやリクライニングシートを利用して、楽な姿勢で空を見上げる
流れ星の観察に双眼鏡は不要です。ただ、そんなに切れ間なく流れるわけではないため(1時間に10個見られれば良いほう)、時々双眼鏡で星空を楽しむのがベストです。
夜半過ぎには秋の星座が高く上り、アンドロメダ大星雲は簡単に見つけることができます。
お盆に帰省予定の方は、流れ星観察も予定に加えてはいかがでしょうか。