あっという間に4月となり、あと数週間もするとゴールデンウィークに突入ということで、双眼鏡を持ってお出かけする方も多いと思います。
旅先で双眼鏡を使っているとお子さん達に「貸して!」と言われると思いますが、そんな時の注意点を書きたいと思います。
1)ストラップは必ず首からぶら下げる
子どもはかなりの確率で、双眼鏡を落とします(体験済み)。そして、双眼鏡は衝撃に弱く、すこし光軸がずれただけで使い物にならなくなります。(これも体験済み)
渡すときは先に首に下げてあげるといいです。
2)子どもの目幅に合わせて、出来るだけ狭くしてから渡す
大人と子どもの目幅は異なるので、小学3年生くらいのお子さんなら、一番狭くしていてほぼ間違いないです。
せっかく興味を持って使いたいわけですから、見えるように一工夫してあげた方がいいです。
3)「何にも見えない!」と言う子は、かなりの確率で両目をつぶっている。
冗談のように感じるかもしれませんが、本当です。また、ミニポロ(逆ポロ)を採用しているコンパクト機では、対物側からのぞく子ども(大人も)が多く、この場合は
「ちっちゃく見える!」
と騒ぎ出します。
4)最も大事なこと=太陽を見ない!
安全上最も大事なことは、絶対に太陽、そして太陽の方向を見ないことです。
可能なら太陽が(建物や木に)隠れるような場所から使わせたほうがいいです。
夢中になって振り回していると、太陽を視界に入れてしまうからです。
ほんのわずかな瞬間太陽を見ただけでも、深刻な事態(失明)になりますので、これだけは絶対に大人が注意してあげてください。