双眼鏡に付属するおまけのような存在のストラップですが、これが案外使い勝手を左右する要因になっていたりするので、侮れないのです。
コンパクトだと幅の細いストラップがほとんどで、特に不便を感じることはないのですが、口径が大きくなってくると、話は違ってきます。
幅広のクッション性のあるストラップは、重量が分散されて首周りにやさしいのですが、歩くと微妙に上下にバウンドするのが欠点です。
頻繁に歩き回る人であれば、伸縮性のないタイプの方がいいかもしれません。
接眼カバーとストラップを固定できるタイプは、紛失の恐れがなく助かりますが、使用するときカバーが口元に当たりがちで、なかなか難しい所です。
私の場合は、用途に応じてストラップを入れ替えたり、カメラ用のものを入手して、具合のいいものを探すようにしています。
昔の革製のものは格好いいですが、擦り切れてくると外れてしまいそうで、ちょっと怖いですね。