最近、メディアでよく取り上げられるのが
「火星中接近」
という天文現象です。
火星は惑星の中でも、視直径(見かけの大きさ)が小さく、そこそこ大きい望遠鏡で見ても、今ひとつ感を感じてしまう対象なのです。
ですから双眼鏡で見たとしても、普通の明るい赤い星にしか見えません。
でも今回は、近くにさそり座のアンタレス(赤い星)と土星(黄色っぽい)が見えるので、そこから夏の星座をたどっていく、という楽しみ方が出来ます。
よく、星好きの人達と話題になるのが、
「どうやったら、星座が分からない人が分かるようになるのか?」
ということ。
結論は、
「尺度が分からないから、それを解消すればよい。」
今回は明るい二つの明るい星と黄色い星を見つければ、そこからさそり座をたどることができますので、絶好の機会です。
晴れるといいですね!