本日、明け方のこと。
天文ファン以外には全く知られることもなく、綺麗な細い月と金星・土星が接近して見えていました。
「眠い、寒い、面倒くさい・・・」
かつての元気のよい天文少年も、完全に中年の真っ只中。寒いのは苦手です。
それでもわずかに残った気力を振り絞って、玄関に置いてある5倍20ミリA4を持ち出して、眺めてみました。
いやあ、いいもんですね。
月の暗い部分がぼんやりと浮かび上がる地球照といわれる現象が見え、そのすぐ横には強烈に光る金星と、控えめに光る土星が見え、それはそれはにぎやかな光景でした。
(ちなみに、満月は見ても意外と面白くないことを付け加えておきます。クレーターが見えないからです。)
「金星の近くには日本の探査機あかつきがあるんだよな~。人類って、やるもんだね~!(寒っ!)」
今回見逃した方は、9日の早朝に金星と土星がくっついて見えますので、双眼鏡で楽しめます。
コンサート以外に活躍の場がない双眼鏡をお持ちの皆様、ちょっとだけ頑張って早起きして東の空を見てくださいな。
いい一日を!