弊社ではこの通り、双眼鏡のネット販売をしているわけですが、管理画面を見ると、
「皆さんがどのようなキーワードを入れてこのページにたどり着いたか?」
が一覧で表示されています。
売上にも直結する部分なので、検索上位の言葉は常に把握しているのですが、普段ほとんど見ない下のほうに、笑ってしまうようなキーワードを見つけることがあります。
たとえば
「30メートルまでみえる双眼鏡」
30メートルまでで用が足りるということなのでしょうか? (見え方はいろいろあれど、無限遠まで見えますよ!)
「3歳双眼鏡」
3歳のお子さんに双眼鏡をプレゼントするのでしょうか? これは、あり得ますね。
問題になるのは、左右の目の幅。狭すぎて、調節範囲外になる機種がほとんどなので、難しいですねー。
(ちなみに、標準は52mm~なので、小学2年生くらいからです)
また、わたしの経験上、子どもにせがまれて貸してあげた双眼鏡は、かなりの確率で床に落として、光軸がずれます(涙)。
「高性能オペラグラス」
オペラグラスと双眼鏡の違いは、プリズムを使っているかどうか。
オペラグラスはプリズム無しで正立像(上下がただしい)が得られるものの、視野が狭く極端な低倍率しか作れない、という欠点があります。
ですから、高性能を求めるのであれば、低倍率双眼鏡で代用するほうが無難です。
日頃から扱い慣れている自分のような人間には、思いもよらないキーワードで、知ること=かえってお客様の疑問が分からない、という状態になっていて、最後には笑えなかった、というオチでした。