ここ数年、モノづくりの革命といわれているのが3Dプリンターです。多額の費用がかかる金型を使わずに、試作品や小ロットの製造ができるとあって、いろいろと応用範囲は広そうです。
双眼鏡に当てはめて考えても、これまで金型の権利関係で使いたくても使えなかったボディが簡単にコピーできたり、製造中止になった過去復刻版ができたりと、想像の段階では面白そうな気がします。
また、外装のデータをダウンロードしてもらい、自分の好きな色の双眼鏡を手にする、とか。
個人差のある目当ての高さを自分でオリジナルのものを作る、とか。
大量生産→販売しないと採算がとれないため、奇抜な双眼鏡にチャレンジできなかったメーカーも、
10台限定で、試作品を作りテスト販売→フィードバック→完成度を高めて大量生産、という流れもできますよね。
実際に採算の面や権利関係などで、そう簡単にはいかないのでしょうが、何かしら変化が起きてくるのは間違いなさそうです。