双眼鏡の質量のうち、最も占めるのが大きいのが光学ガラス(レンズとプリズム)です。
そのため双眼鏡を軽量化するときには、ボディの素材をより軽量なものに変更します。ただし堅牢さも維持しなければいけないのは言うまでもありません。
ひと昔前まではプラスチック製だとどうしてもチープな質感が残り、実際に強度にも不安が残るものでした。
しかし、最近のプラスチックは造りもしっかりしていて強度も上昇している印象を受けます。
金属ではマグネシウム合金が高級機種を中心に採用されるようになり、質感も高級感がありもちろん強度も高いです。
重さの目安ですが、コンパクト機ならせいぜい250gまでなら快適に使えます。
500gを過ぎると女性は重く感じ始め、1000gを超えると成人男性でも重くなります。
業務用のニコンの7×50は優秀な双眼鏡ですが、重量が1.5kg近くあるため長時間使用するのが大変です。