2016年

4月

10日

大は小を兼ねる?

光学性能の原理として、

 

対物レンズの口径が大きい方が、集光力(光を集める能力)や分解能(接近した二つの物を見分ける能力)が高くなる、

 

というものがあります。

 

ですから、同じレベルの出来栄えであれば、口径が大きいほうが性能が高いのです。

 

では、コンパクト双眼鏡の存在意義は何かといえば、やはり携帯性です。

 

双眼鏡の重量で大きく占めるのは、ガラスです。レンズとプリズムはもちろんガラスで出来ていますので、口径が大きくなれば当然重量は上がっていきます。

 

小口径の双眼鏡は、この点が非常に有利で、かばんの中に入れてもかさばりません。

 

さらに、昼間の景色(水平方向)を見ると分かりますが、パワーのある双眼鏡で見ると、陽炎(かげろう)の影響が目立って像がユラユラと見えます。

 

これ以上、性能のよい双眼鏡をつかっても細かいところが見えるわけではないので、それならいっそ陽炎の目立たない程度の口径で充分ともいえます。

 

月明かりのない条件のよい夜空で星雲や星団を見る場合は、もちろんパワーのある双眼鏡が能力を発揮します。

 

反対に、ある程度の明るさのあるコンサート会場や旅行で景色を楽しむ場合には、コンパクトの方が役に立ちます。

 

ということで、本日の解答としては

「双眼鏡については、大は小を兼ねない」

と言えそうです。

 

私は最近、自分の持ってる双眼鏡をかなり処分しましたが、現在残っているものをあげると、

 

各種ヒノデ双眼鏡:販売してますし、実際使用頻度は高いです。でも、あえてひとつに絞るとすれば、S1を残します。

 

7×35mmポロ:性能はヒノデB+の方が高いから一度処分しようと思ったけれど、不思議と相性が良くて手放せないのです。

 

7×42mmダハ、8.5×42mmダハ、10×40mmダハ:いわゆるブランド物。

 

です。

 

上記の双眼鏡は、もっとも使用頻度が高く、それぞれ代替がきかないので残すしか無いのです。

あらためて眺めると、コンパクト~40ミリまで、バランスよくありますね。