2016年

3月

01日

アイレリーフについての誤解

今回は、アイレリーフについてのよくある勘違いについてです。

 

アイレリーフとは、

「接眼レンズの最終面の外側から、ひとみが出来るポイントまでの距離」

 

のことで、この位置からのぞくと全視野が欠けることなく見ることが出来ます。

 

メガネを掛けたまま双眼鏡を見ようとすると、目と接眼レンズの間が空きますので、当然、長めのアイレリーフが必要となります。

 

基準は、14ミリ。

これより長ければ、メガネを掛けたままでも全視野を確保できます。

 

と、ここまではよくある説明にも出てきますが、問題はここからです。

 

では、短いアイレリーフにはメリットはないのでしょうか?

 

双眼鏡を使ったことのある人ならイメージしやすいのですが、双眼鏡を両手で持つだけでは双眼鏡は安定せず、目当てを目に押し付けることによって、ブレずに長時間使用できます。

 

最近の双眼鏡は段階的に目当ての高さを調節できるようになっていて、これが出来るように設計されているのですが、アイレリーフが長いタイプでは、どうにもしっくりこない双眼鏡も少なくないのです。

 

こればかりはカタログだけでは分からないですし、個人差も大きいように感じます。

 

私は今はメガネを掛けていないので(数年前にレーシックをしました)、実は昔の短いアイレリーフのほうが使いやすく感じます。

 

まとめると、

 

  • メガネを掛けているのであれば、アイレリーフの長いタイプを選んでおけば間違いないです。

 

  • 裸眼の人に長いアイレリーフは要注意、と言ったところでしょうか。

 

ちなみに、S1は14mm(メガネ使用ギリギリ)のアイレリーフなので、裸眼で使用すると目当てが目の周りにくっつきますので、安定します。

 

B+のアイレリーフは20mmと結構長いので、目当てをいちばん高くして、眉毛の隆起に上部を当ててギリギリ安定しています。

あと、2ミリ高くできれば、「ギュっ」と押し付けられて、ちょうど良かったという感じです。

 

私が持ってる昔の7×35は、アイレリーフが短くメガネをかけると使い物になりませんが、裸眼で使用すると非常に使いやすいです。使用後は、目の周りに円い跡が残っていますが…。

 

顔の凹凸など、個人差がありますので、こればかりは試してみないと分かりませんね。